暑い日がつづくと
体や頭皮のニオイが気になる
という方がいらっしゃいます
とくに
頭皮博士の私が
髪を育てるために
アドバイスしている
頭は体温より低いぬるま湯で
水圧も弱めですすぎ
シャンプーは泡立てて
泡を頭皮にのせるだけで
いっさいこすらない
という洗い方
というご質問を
いただきました
答えは
洗いすぎているから
頭皮や肌が
臭くなるのですが
なぜ
とにかくぬるま湯で
絶対に頭皮をこすらない
洗い方がいいのか
理由をお伝えします
健康な頭皮(皮ふ)は
汗(水分)と皮脂(油分)が
混ざり合って
皮脂膜(ひしまく)という
頭皮を守る膜が作られています
(↓の水色の部分)
これは
いちばん簡単な説明であって
じつはもうひとつ
皮脂膜を作るのに
重要なものがあります
それが
肌に住んでいる菌の中で
肌を守ってくれる
善玉菌です
善玉菌が
汗と皮脂を混ぜ合わせて
皮脂膜を作ってくれるのですね
ところが
体温より高い
37℃以上のお湯ですすいだり
ゴシゴシこすったり
強い頭皮マッサージをすると
皮脂膜が壊されて
雑菌や刺激物が
直接肌にはいってくると
ニオイや
かゆみの原因になりますし
(↓右の状態)
乾燥して
敏感肌になった頭皮からは
健康な髪が育たないので
抜け毛や細毛が増えます
ニオイや かゆみをおさえるために
熱いお湯や
ゴシゴシこすって洗ったり
とくに
「薬用」「医薬部外品」にもある
殺菌効果の強いシャンプーや
頭皮がスッキリする
洗うチカラの強すぎるシャンプーを
使うと
頭皮を守ってくれるはずの
善玉菌も殺してしまうので
健康な頭皮に戻りにくく
かえって
抜け毛を増やします
毎日
入浴しているのであれば
汚れは
ぬるま湯すすぎだけで
じゅうぶん落ちていますし
水分と油分のバランスが保たれ
皮脂膜が きちんと作られていれば
ニオイも気になりません
ニオイを出さずに
髪を育てたいなら
とにかく
熱いお湯と
こすることを やめ
頭皮に刺激をあたえないように
やさしくあつかいましょう
とくに
汗をかきやすい季節は
汗で頭皮が乾燥しやすいので
洗いすぎは
禁物です
汗と乾燥肌については
次回お伝えいたします
<目がお疲れの方は音声版をご利用ください>
Profile
ネット通信のみで
育毛の相談を受ける
女性専門の育毛カウンセラー
1983年 栃木県生まれ
13年間 都会の美容室で働くが
生来の口べたと人見知りで
指名も売り上げも伸びず
美容師としては
鳴かず飛ばずの日々がつづく
体質改善の育毛に出会い
30年髪が無い
女性のお客さまの育毛を担当
お客さまが発毛し
ウィッグを外せるようになったのを
目の当たりにして
同じように頭皮や髪で
困っている人の役に立ちたいと
2019年 美容業を辞め
育毛の専門家として開業
12年の育毛研究を
分かりやすくブログで発信し
北海道から九州・海外まで
育毛ブログ読者からの
カウンセリングの依頼が増え続けている
抜け毛で悩む
女性1000人の発毛実績
100歳までウィッグにたよらず
自分の髪で過ごせる女性を
増やすため
ブログで育毛情報を発信し続けている