お顔を洗う時は
どんなふうにして洗いますか?
洗顔料をたっぷり泡立てて
泡で包み込むように
やさしく洗いますよね
まさか
指を立てて
お顔をゴシゴシこすったりは
しないでしょう
不思議なのは
お顔といちばん近い皮ふである
頭皮は
ゴシゴシこすったり
強い力でマッサージしたり
あつかい方が
雑になるということです
とくに美容室では
かなりしっかり頭皮をこするので
頭皮博士の私は
美容室でシャンプーしてもらうと
頭皮がかゆくなります
なぜかというと
私はもともと
肌が乾燥しやすく
敏感肌になりやすいからです
水分を保ち
乾燥から体を守ってくれる部分は
肌表面の
角質層という部分です
この角質層の厚さは
たったの0・02ミリ
ラップ1枚分ですから
ひじょうにデリケートで
水分が失われやすいのです
この角質層に
水分が15%前後あれば
健康な皮ふなのですが
洗うチカラの強いシャンプーや
前回のブログでお伝えした
37℃以上の熱いお湯ですすいだり
ゴシゴシこすってシャンプーしたり
強い頭皮マッサージをすると
かんたんに
角質層が壊れて
水分が奪われます
とくに
髪が傷むような
刺激の強いカラーやパーマをすると
水分が1割 失われるので
乾燥肌になります
空気が乾燥しやすいこの季節
ヘアカラーやパーマをして
ゴシゴシこすってシャンプーもすると
頭皮が乾燥して
外から入ってくる刺激に弱くなります
その状態の頭皮に
PM2.5(有害な排気ガス)が
入ってくるので
ヘアカラーかぶれが
起こりやすくなります
さきほど
角質層の厚さは0.02ミリと
お伝えしましたが
生まれつき乾燥肌や
アトピー体質の人は
角質層が薄く
0.02ミリの半分といわれます
もともと極薄の角質層が
さらに薄いわけですから
ちょっとした刺激だけで
肌が傷つきやすいのです
アトピー体質で
乾燥肌の頭皮博士おのれいこが
美容室のシャンプーを受けると
頭皮がかゆくなるのは
そのためです
頭皮が乾燥していると
そこを治すために血が使われて
髪を生やすための血が
余らなくなるので
乾燥した頭皮では
抜け毛と白髪が増えます
髪を育てるためには
いかに頭皮の水分を保つかが
重要です
そのためには
前回のブログでお伝えした
36℃のぬるま湯で
頭をすすぐことと
頭皮をゴシゴシこすったり
洗うチカラの強いシャンプーや
髪や頭皮を傷めるカラーやパーマなど
刺激を極力 あたえないことです
とくに
抜け毛が気になる方
髪が薄くなっている方は
頭皮が敏感になっているので
頭皮マッサージは
かえって抜け毛を増やします
ニューモという育毛剤が
さかんに宣伝されていましたが
頭皮を保湿することで
育毛効果を出すのが
うたい文句でした
ニューモのように
水分を与えることも
大切なのですが
もっと重要なのが
毎日の
シャンプーのケアです
頭皮をこすりすぎるシャンプーで
乾燥肌にしてしまっては
効果が出ないので
ご自分の頭皮に合った
お手入れをすることが大切です
頭皮博士おのれいこは
洗い方の指導と
頭皮に触れる手つきから
アドバイスしています
ご自分にあったケアが
分からない場合は
ぜひたよってください
<目がお疲れの方は音声版をご利用ください>
Profile
ネット通信のみで
育毛の相談を受ける
女性専門の育毛カウンセラー
1983年 栃木県生まれ
13年間 都会の美容室で働くが
生来の口べたと人見知りで
指名も売り上げも伸びず
美容師としては
鳴かず飛ばずの日々がつづく
体質改善の育毛に出会い
30年髪が無い
女性のお客さまの育毛を担当
お客さまが発毛し
ウィッグを外せるようになったのを
目の当たりにして
同じように頭皮や髪で
困っている人の役に立ちたいと
2019年 美容業を辞め
育毛の専門家として開業
12年の育毛研究を
分かりやすくブログで発信し
北海道から九州・海外まで
育毛ブログ読者からの
カウンセリングの依頼が増え続けている
抜け毛で悩む
女性1000人の発毛実績
100歳までウィッグにたよらず
自分の髪で過ごせる女性を
増やすため
ブログで育毛情報を発信し続けている